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JPホーム(高松建設)のウィンブル建築記録


by itemaetaro
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【豆知識】コンクリートの検査。

コンクリート打設の際は必ず、画像上にある黒板にある強度等が設計通りか確認し、伝票と照合します。 この時の検査内容を簡単にメモしておきます。
【豆知識】コンクリートの検査。_f0067815_2017993.jpg

A:生コンクリート工場に発注した設計値。
B:スランプ確認。設計値±2.5cmが合格。
C:メーター付密閉型タンクが空気量測定器具。4.5%±1.5%がJIS規格。
D:コンクリート温度、塩化物量測定。

Bのスランプ試験とは、固まる前のコンクリートの軟らかさを表す用語を「スランプ」といい、そのレベルを調べる試験のことです。 下記の通りスランプコーンと呼ばれる上端のほうが狭い円筒形の容器に生コンクリートをつめて、コーンを真上に抜き取った時に、頂部の高さが何cm下がったかを測定します。 
【豆知識】コンクリートの検査。_f0067815_20324317.gif

あと、この写真には写っていませんが、圧縮強度試験用の供試体も用意します。 これを水中養生して、1週間後、4週間後に、でかい万力みたいな機械で潰して強度を調べているのです。
by itemaetaro | 2006-10-14 20:16 | └家/その他雑件